グッドカンパニークラブ東京 第6回のご案内

コロナ禍に臨時ボーナスを出した人本居酒屋 とりのごん助

第6回  2024年6月17日(月)
ホスト 有限会社ライト・ライズ 居酒屋とりのごん助

    代表取締役 寺本 幸司様
    https://gonsukechannel.wixsite.com/gonsuke

千葉県の六実、白井、千葉ニュータウン、印西牧の原等で焼とり『ひょっこりごん助』『とりのごん助』など7店舗を運営。飲食店成長の方程式“多店舗展開”をあえてせず、スタッフ教育に情熱的に取組み、ここ数年、スタッフ募集をいっさいせず、全員、既存スタッフの紹介で入店している。接客、サービスも地域No.1との評判も高く、平日も開店時から常に満席状態である。

人本経営の居酒屋

代表者の寺本幸司さんは、2014年7月にSVCで開催された「第1期人本経営実践講座」に参加しています。

当初、寺本さんはトライアル(初回のみ受講)でのお申し込みでした。その初回講座である第1講「人本経営ベーシック」では、人本経営を志している会社の共通するあり方(社員第一主義・現場重視・労使ではなく同志の関係の構築・社内対話の活性化・社員の長所、強みを活かす経営・全員参画型経営・高い社会貢献性の実現・年輪経営の実践など)について指南いたしました。

寺本さんがその講座を受けて語った言葉です。「うちの会社、ほとんど全部できていると思う。」

そこまで言うなら、ということですぐに視察に行きました。ライト・ライズでは、毎週月曜日、社員が集い会社をよくしていくミーティングが開催されています。「それを見ていただければ当社を理解できます」ということなので参加してきました。

自主的にミーティングに参加したいと申し出た6名の社員は全員、平成生まれの若者たちでした。寺本さんはほとんど口出ししません。誰一人やらされ感なく活発な意見交換がされ、店づくりのための重要事項が次々と決定していきます。

ここで決定された方針は、このミーティングには参加していない店長に伝えられ了承されます。店長は管理者ではなく支援者という存在になっていました。人本経営ではリーダーは支配するのではなく、全員を主役にする支援型リーダーシップとなりますが、確かにここではそれが実現していたのです。

綺麗ごとを徹底したことで大成功

言うだけのことはあり、幸せ感が充満している職場でした。見事としかいいようがない視察となりました。しかし、これまで寺本さんは孤独だったそうです。「綺麗ごとだ」「偽善者だ」という人も多く、「考えが甘い」と言われなき指摘をされることも多々あったからです。寺本さんは同期生の勧めもあり、第1期人本経営実践講座に正式に参加してくれました。そして、講座の最後にこんな感想をいただきました。「出会い、学び、多くのきっかけを頂く中で今までの自分たちのあり方に、自信と確信、そして誇りを持つ事ができました。」今までの社会が異常だったのです。よく人本経営を貫き通しました。

学生アルバイトに感謝を伝える卒業式を敢行

同社では毎年3月に働いてくれた学生に感謝するため全店舗を休業にして「卒業式」イベントを行っています。これにも参加させていただきました。式から二次会まで、愛と思いやりが交差し続けていました。愛、感謝、恩といった言葉をほとんどのスタッフが口にしていました。なかでも多かったのは「幸せ」でした。

60人近いスタッフの90%は幸せ軸に高い親和性を備えている平成世代。人本経営の職場でまさしく青春を謳歌していると感じられました。外食という業種でも見事に人本経営は花開くのです。今回卒業していく学生たちは10名。うち4名は同社に職業人生をかける決断をしています。正しいと思います。必ず幸せな人生が待っているはずです。

そして生産年齢人口が激減している人手不足の時代に大きな示唆を与えています。人本経営に成功した会社は、アルバイト学生から幸せ軸に共感共鳴する社員採用が澱みなくできるということです。価値観のあった優秀な人財の採用に困らなくなるのですから、永続の切符を手に入れたも同然です。ライト・ライズでは常時数十人の学生たちが働いています。仲間からぜひ一緒に働こうと誘われたり、お客さんである親からぜひ子供を使ってほしいというご縁が出来たりしているのです。 これからの時代の新しい人財採用のあり方と言えるでしょう。逆に従来型業績軸では、ますますいい学生との縁が結べなくなってきている時代ともいえるのです。

コロナ禍で臨時ボーナスを支給

コロナでさんざんな目にあっている飲食業にもかかわらず、店が営業できなければ、テイクアウトだ、とまさしく全員一丸となって信じがたい日商を重ねたそうです。特に頑張ったのが学生アルバイトの皆さん。それでリストラどころか臨時ボーナスも支給できたとは圧巻としかいいようがありません。社員のヤル気は会社の資産と寺本さんは語ります。

社員が幸せになることを経営者として100%の時間を費やしているというのは、けっして誇張ではないと感じられました。

地元の高校生、大学生が、ここで仕事をして自分を磨き、たくましく、優しく育っていきます。もはや飲食業でなく、地域になくてはならない人づくりを行う人生大学そのものだと感じました。

第6回東京GCCでは、寺本幸司さんをホストに迎え、人を大切にする人本経営の魅力を熱く語っていただきます。

東京GCC 開催要領

目的人を大切にする経営(人本経営)の理解と自社での確かな実践のためのコミュニティの形成、同志の仲間づくりの場の提供を行います。
主な内容GCCでは毎回(毎月開催)、人本経営を手掛け、これは参考になるという企業の経営者やリーダーの方をゲストホストとしてお迎えし、90分のご講話と質疑応答、小林秀司による最新の人本経営情報の提供を行います。そして参加された方との懇親会を催していきます。
とても学びがあることは確実です。ふるってご参加をください。
次第16:30  開場
17:00  主催者挨拶
    人本経営最新情報レポート SVC代表 小林秀司
17:30  ホスト講演&質疑応答
19:00  終演
19:00  開場にて懇親会
20:30  お開き
参加費3,000円(懇親会費・税込)
 ※当日現金でお支払いください。
目的
人を大切にする経営(人本経営)の理解と自社での確かな実践のためのコミュニティの形成、同志の仲間づくりの場の提供を行います。
主な内容
GCCでは毎回(毎月開催)、人本経営を手掛け、これは参考になるという企業の経営者やリーダーの方をゲストホストとしてお迎えし、90分のご講話と質疑応答、小林秀司による最新の人本経営情報の提供を行います。そして参加された方との懇親会を催していきます。
とても学びがあることは確実です。ふるってご参加をください。
次第
16:30  開場
17:00  主催者挨拶
    人本経営最新情報レポート SVC代表 小林秀司
17:30  ホスト講演&質疑応答
19:00  終演
19:00  開場にて懇親会
20:30  お開き
参加費
3,000円(懇親会費・税込)
 ※当日現金でお支払いください。

会場は東京駅八重洲北口すぐ

東京GCCの会場は東京駅八重洲北口にあるパパラギダイビングスクール東京店になります。

パパラギダイビングスクール東京店
アクセス JR東京駅八重洲北口から徒歩3分。
住所 〒103-0027 東京都中央区日本橋2-3-18 2F
☎ 03-6214-3880

GCC東京 参加申込フォーム
第6回ホスト 有限会社ライト・ライズ 居酒屋とりのごん助
    代表取締役 寺本 幸司様

GCC東京へ参加ご希望の方は、下記フォームよりお申込みください。

このフォームに入力するには、ブラウザーで JavaScript を有効にしてください。
例)サンプル太郎
例)株式会社〇〇 個人の方は「個人」とご入力ください。
例)代表取締役
080-XXXX-XXXX
XXX@example.com
懇親会のご参加
ご同行の方がいらっしゃる場合は、こちらにお名前をご記入ください。